文字通り「 木の窓 」なんです!
木の窓というと風が吹けばガタガタと音を立てて隙間風が入り込むイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか?
日本でも戦後から昭和30年代前半にかけては多くの家屋の窓は木の窓でした。
この当時の窓は正確には「 建具 」と言った方が正しいですね。
当時の建具窓をご存知の方は、木の窓は隙間風が入ってくるというイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、 「 木製サッシ 」と「 木の建具 」は全くの別物です。
何処が違うかと言えば、木製サッシはギア、金具を用いてエアタイト(気密)をしっかりと取ります。
使用するギア、金具の多くはドイツ製を始めとするヨーロッパのものがほとんどです。
風がふいてもガタガタ音がせず、外気は氷点下でも室内に熱を伝えにくい構造となっています。
そのため、真冬に気温が氷点下にもなるヨーロッパ等の諸外国では木製サッシを主流に取り扱っています。それほど木製サッシは断熱性に非常に優れているのです。
木そのものの熱伝導率はアルミの約1/1800と極めて低く結露しにくい部材です。
結果的には冬場の暖房、夏場の冷房においても熱損失が極めて少なくなります。
それだけ灯油、電気等の熱源の消費量も少なくて済むと言う事になります。
日本の雪国や気温の温度変化が大きい地域の方へおすすめな商品であることはもちろんのこと、省エネ住宅をお探しの方にもおすすめできます。
日本が木の窓(建具)からアルミサッシに主流となった背景には戦後の復興が大きく関わっております。
現在、日本でのアルミサッシのシェアは約90%もあり、先進国と呼ばれる国の中ではダントツの世界1位です。
そのためハウスメーカに木製サッシの事を尋ねると、「木製サッシは大変ですよ 」、「 雨等漏りますよ 」、「当社では扱いません 」、「 ありません 」という答えが返ってきます。
それは「 木製サッシがない 」のでは無く、取り扱いの少ない「 木製サッシを扱いたくない 」と言う事に尽きます。
反対に諸外国のアルミサッシのシェアは15%~30%のウェイトしかありません。
むしろヨーロッパ等では木製サッシこそがスタンダードサッシであり、諸外国におきましても同様です。
つまり、世界標準サッシとは何かと問われると・・・「 木製サッシ 」と言っても過言ではないのです。
諸外国では住宅の年数が築後100年というのはよく聞きます。 中には200年経過しているものも多くあります。
テレビや雑誌などでも外国の古くから伝わる建築物をご存知の方も多いのではないでしょうか。
そしてその年数と同じだけ窓も付いています。 つまり、家そのものがしっかりとした構造で出来ているからこそ永く残せることが出来るのです。
木製サッシの場合は塗装のメンテナンスをする事により本当に長くご使用頂く事が出来ます。
木製サッシが気になっている、憧れているけれどどうしたらよいかわからない・・・
おまかせください!当社MADOXにお気軽にご相談してください。
納品時から塗装メンテナンスまでしっかりとフォローさせて頂きます。